銃好きに超オススメ「Gun Club VR」レビュー

VR

VRならば自宅に自分専用のシューティングレンジを持てる!

※写真はイメージです。

突然だが、僕はガンマニアである。若い頃はエアガンやモデルガンの収集に夢中になったし、友達と一緒にサバゲーもやったりした。映画やゲームに出てくる銃も、大抵のものは一目で名前が分かる。

だから周りからは「うわぁ銃オタクだ!」と言われるわけだが、その割には実銃の経験がないので、身内からは「なんちゃってガンマニア」とか呼ばれている。

よって、以降のレビュー内容は全て「ガスガンとか電動ガンに比べて」というのが基準になっている。冒頭からいきなり申し訳ないのだが、あらかじめご了承いただきたい。

そんなエアガン好きの僕も、結婚と同時にエアガン趣味は全て封印してしまった。というか、正確には嫁さんに全面禁止されてしまった。現在、我が家はBB弾の1発の存在さえも許されない。サバゲーは当然のこと、お座敷シューターさえも強制卒業である。

映画やゲームで好きな銃が出てくるたびに切ない目で見る日々が続いた。

そんな趣味を失った男のところに、思わぬ救世主(?)が現れた。

Oculus Quest版「Gun Club VR」である。

※本記事はOculus Quest版に基づいている。

【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB

<2020.9.19 追記>

Oculus Quest2の発表と共に、Oculus Quest、Oculus Goは販売終了となることがアナウンスされた。

スポンサーリンク

Gun Club VRとは

Gun Club VRはOculus QuestやPlayStation VR向けに発売されたシューティングゲームである。シューティングゲームといっても、敵は人間ではない。すべて「板で出来た的」である。「Gun Club」の名の通り、ひたすら銃の射撃訓練をVR内で行なうゲームなのだ。一応、ゾンビやナチス兵も出てくるのだが、それもハリボテで出来ている。

的を撃ってミッションをクリアし、報酬を得る、その報酬で新しい銃を買い、また的を延々と撃つ・・・。非常にストイックだ

宿敵も居なければ、ストーリーもない。ただ純粋に銃を撃つことだけに特化した内容となっている。

※上記の動画はPlayStation VR版の公式トレイラー。

大量の実在銃が登場

Gun Club VRでは大量の実在銃が登場する。一例をあげてみると

  • ベレッタ M92F
  • コルト M1911
  • マテバ
  • デザートイーグル
  • AK47
  • M4A1
  • ステアー AUG
  • グロック17、グロック18
  • MP5A5
  • P90
  • UZI

などなど、ゲームや映画で活躍するメジャーな銃がびっくりするほどたくさん登場する。ガンマニアなら、そのラインナップに思わずニヤッとすること請け合いだ。(ちなみに、権利関係の都合か、一部銃は名称が架空のものに置き換えられていた。)

それぞれの銃の造形は大変美しい。自分は東京マルイのM1911やグロック17のガスガンを所有していたが、持った感じは実物(エアガンだが)とあまりにもソックリである。

個人的には攻殻機動隊でトグサが使っていたマテバがあるのが大変嬉しい。(厳密にはGun Club VRに登場するマテバはMateba 6 Unicaだと思われるので、トグサの所有していた物とは違うのだが)

リアルな挙動

武器を選択し、ミッションを選択すると、「3・・・2・・・1・・・Go!」の合図と共に射撃開始。銃の取り扱い方法はかなりリアルであり、単に引き金を引いただけでは弾は出ない。

例えばハンドガンであれば、ガスガン同様、コッキングして初弾を装填する必要がある。自分はOculus Quest版で遊んでいるが、コッキングの動作はガスガンと比べてもほとんど違和感がない。当然、重さとか感触はないのだが、Oculus Touchの振動のお蔭で「本当にコッキングした感覚」があるのだ。

また、リロードも同様だ。弾が切れたらスライドは下がりっぱなしになる。この状態でOculus Touchのアナログスティックを下に倒すと、空のマガジンが落下する。その後、替えのマガジンをマガジンポーチから取り出し装填。そしてアナログスティックを左に倒せば、スライドがリリースされてリロードが完了。この一連の動作も、ガスガンでやるときとほぼ同じ感覚である。

VR空間内に「自分専用のシューティングレンジ」を持てる

iPadやタブレットPCが登場し、電子書籍が始まった当初「自分専用の本棚を持ち歩ける」という売り文句が出回っていたが、その言い回しを真似るとしたら「Gun Club VRは自分専用のシューティングレンジをVR空間に所有できる」のだ。

ガンマニアにとって、至福である。

BB弾もガスも、後片付けも要らない!

お座敷シューターにしても、サバゲーにしても、事前準備と片付けは面倒なものである。当然ながらVR空間では準備も片付けも大変お気楽だ。Oculus Questを被って遊び、終わったら電源を切るだけである。

遊ぶ場所も自由

エアガンで遊ぶときは周囲に危険が及ばないよう徹底しなければならず、必然的に遊ぶ場所が限られるが、VRはプレイエリアさえ確保できていれば何処でも気軽に遊べる。自室でエアガンを撃って壁に傷をつけ、カーチャンに怒られるような心配はない。

愛銃をカスタマイズし放題

Gun Club VRでは、所持した銃に様々な改造を施すことができる。ハンドガンであれば、多弾マガジンを購入したり、フラッシュライト、レーザーサイトを取り付けたり。アサルトライフルであれば、ドットサイト、ACOG、M203グレネードランチャーを取り付ける等など、膨大な数のアタッチメントが用意されている。

自由度はかなり高く、下記のような変態銃まで作れてしまう。

 

ちょっと気になる点

ここまでベタ褒めしてきたが、前述の通り、Gun Club VRは大変ストイックなゲームである。ただひたすらに的相手に訓練をするゲームなので、そもそも銃好きでなければ楽しめない。

また、ハンドガンについては個人的にほぼ違和感がないのだが、両手を使う銃器は慣れるまで大変だった。例えばM4A1。的を狙おうとしても、頬を当てるストックの感触がないので、スコープを覗き込みにくいのだ。この点は流石にどうしようもないのだが、電動ガンに比べて大きな違和感を感じた。また、ショットガンもポンプアクションがちょっとやりにくい。

ゲームモードについても、あらゆるモードで「高威力の弾」「多弾マガジン」「レーザーサイト」の組み合わせが強すぎる点が気になった。一例をあげると、グロック18(フルオート)にドラムマガジンを取り付けて、レーザーサイトを取り付けると無茶苦茶な弾幕が張れてしまい、アイアンサイトに比べて的の捕捉も簡単なため、一気にヌルゲーと化す。素の状態のマテバだとクリアすら困難なゾンビモードも、上記のグロックならゾンビ(の的)が気の毒になるくらい簡単だ。

お座敷シューターの新しい時代

とはいえ、僕のような「エアガンが好きなのに家でエアガン禁止されている人」にとっては、Gun Club VRは繰り返しになるが救世主のようなアプリケーションだ。

お座敷シューターの新たな選択肢として、VRはいかがだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました