VRChat体験記。これは未知の体験だ。

VR

バーチャルリアリティ体験の最先端「VRChat」

今更ではあるが、今回は一部界隈で大人気の「VRChat」に触れたい。

ちなみに僕自身はまだまだプレイ時間が浅いほうで、他にベテランプレイヤーが大勢居る中でアレコレ書くのはものすごく恐縮なのだが、VRChatがあまりにも面白いのでガマンできず・・・。

僭越ながら、体験記を書き連ねていきたい。

この記事は「VRChatの中を探検して帰ってきた奴が、何やら興奮してワーワー騒いでる。面白かったらしいぞ」くらいに捉えてもらえればと思う。未経験の人が興味を持ち、VRChatデビューの第一歩を踏み出すキッカケにでもなれれば幸いだ。

なお、僕はOculus Quest版と、Windows版(Oculus Link経由)のそれぞれを使用している。

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VRChatとは?

VRChatは、VRChat Inc.によって提供されているチャット用のソフトウェアだ。Oculus Quest版、Windows版のアプリケーションが用意されており、Oculus Rift、Oculus Quest、HTC Vive等のVRヘッドセットに対応している。(実はWindows版はVRヘッドセットが無くても、デスクトップで遊ぶことが可能である。スペックを満たしたPCさえあればVRヘッドセットが無くとも、ひとまずどんな世界なのか見学に行くことはできる。)

昔ながらのチャット。だがVR対応で未知の体験と化す。

VRChatは、古くから使われているIRCやブラウザで動作するチャットと同じように、色々な「部屋(VRChatでは「ワールド」という)」を渡り歩いて、友人や見知らぬ誰かとコミュニケーションを楽しむチャットソフトの一種である。

だがしかし、VRに対応している点で、もはや過去のあらゆるチャットとは一線を画している。

「本当にその部屋にいる」感覚が芽生える

ありきたりな表現だが、VRの没入感により「自分が本当にそのワールドに居る」という錯覚に見舞われる。これまでのチャットが画面越しにテキストを打つものだったのに対し、VRChatでは自分の分身となるアバターを介して音声で会話を行う。もうハッキリ言って、2018年に公開された映画「レディ・プレイヤー1」のVR世界や、アニメ「攻殻機動隊」の電脳空間にソックリだ。

VRChat内での僕。デフォルトで用意されているアバターの一つを使っている。現実空間で自分が手を挙げれば、アバターも同じ動きをする。ちなみに余談だが、喋るとガイコツの頭がピョコピョコと跳ねる。ちょっとかわいい(?)

さらに、アバターはVRヘッドセットとハンドコントローラーの動きをトレースするため、現実空間で自分が手を挙げればVR内のアバターも手を挙げるし、手を顎に当てて首を傾げれば、VR内のアバターも同じ動きをする。ジェスチャーによる非言語コミュニケーションが取れる点は非常に面白い。

VR空間に広がる未知の世界

VRChatを起動すると、チュートリアルを経た後、「ホーム」と呼ばれるワールドに転送される。そこでは幾つかのアバターが用意されているため、気に入ったものを選んで選択する。

そのあとは、自由だ。

部屋の一覧から好きな部屋を選んで飛び込んだり、ランダムに開かれているポータルをくぐって別の世界に移動したり。最初のうちは散歩するだけでも本当に面白い。気に入ったワールドを見つけたら、そこを「ホーム」にしてしまうことも可能である。

お気に入りの「ワールド」の一つ。オシャレなバー。友人と少人数で話し込むのに最適。なお、何故かトイレがやたらと作り込まれている。そしてトイレで話し込んでいる人々をしばしば目撃する・・・。

しかも、VRChatではある一定の条件を満たすと、自作のアバターやワールドをアップロードすることができるルールとなっている。従ってワールドは無数に存在しており、とてもじゃないが全部回りきれるボリュームではない。まさしく「ネットは広大だわ・・・」と言いたくなる。

また、アバターに関しても同様で、日々、有志のモデラー達が作り続けている。どちらもBlenderやUnityなどの知識が必要になってくるため、正直なところハードルは結構高い。かくいう僕も、未だ自作を試みたことはない。カッコいいアバターや美しいワールドを見かけるたびに「ああ、僕もやりたい・・・」と思うわけだが、なかなかチャレンジできていない。

2020年、新年を祝うタイムズスクウェア。大勢の人で賑わっていた。

アンダーグラウンドな一面も・・・。

アングラ・・・ という言葉はもう死語なんだろうか?

自由で楽しいVRChatだが、まるで90年代のインターネット黎明期のようなアングラっぽい一面も持ち合わせているため、注意して歩き回らなければならない。楽しいのだが。

注意1:権利的にマズそうなアバターや部屋も存在

VRChat内を歩いていると権利的にマズそうなアバターが闊歩しているのをしばしば見かける。某アニメの主人公やらゲームのヒロイン、映画の登場キャラが歩いているし、どこかのゲームからそのまま引っ張り出してきたと思われるマズいワールドも存在する。自作するにしても、権利関係には注意が必要だ。(とはいえ、見ている分には、コミケとかレディ・プレイヤー1の世界っぽくてものすごく楽しいのだが。)

注意2:出会う人の多くは海外のプレイヤー

VRChatは海外製のソフトウェアであり、UI周りは全部英語である。そして国内の人口はまだまだ少なく、ユーザーの大半は外国人なのだ。英語、ロシア語、中国語、韓国語・・・。あらゆる言語が飛び交う様は圧巻の一言。なお、中には昔ながらの荒らし行為をするプレイヤーも居るようなので、多少の警戒心は持っておいたほうが良さそうである。

とはいえ、僕自身、実はそこまで不快な思いをしたことは今のところなかったりする。(せいぜい、前述のバーで友人を待っていた時にプレデターの二人組に絡まれたくらいだ。「俺のリストブレードを見てくれ、こいつをどう思う、grrrr…的なことを言っていたようだが、なんせプレデター相手だったので、真意は分からず・・・。)

ちなみに当然、日本人のプレイヤーも一定数存在する。国内プレイヤーが集まりやすいワールドもあるため、ご安心いただきたい。

Windows版とOculus Quest版の2バージョンが存在

VRChatはWindows版が先行して登場しているが、2019年のOculus Quest発売時にOculus Quest版も登場したため、現在では二つのバージョンが存在している。

クロスプラットフォームに対応したワールドとアバターであれば、この両方のバージョンのユーザーが混在して遊ぶことが可能なのだが、Oculus Quest版はスペックの関係で制限が厳しく(例:ワールドやアバターのポリゴン条件がある等)、実態としてはそれぞれのプラットフォームで棲み分けて遊んでいるような印象がある。

僕自身はOculus Quest版と、Windows版(Oculus Link使用)の両方を試しているが、Oculus Quest版の利点はなんといっても初期投資がPCに比べて安い点だろう。Windows版と比較すると色々な要素がオミットされているが、5万円前後でVRChatデビューを果たすことが出来る点は魅力的だ。


Oculus Quest

一方、Windows版は同時接続人数が多く、アバターやワールドの制限も少ない。PCのスペック次第だが、高品質な体験が可能だ。環境が整うのであれば、是非ともWindows版をお勧めしたい。

<2020.9.19 追記>

Oculus Quest2の発表と共に、Oculus Quest、Oculus Goは販売終了となることがアナウンスされた。

Oculus Linkでもそこそこ快適

上記でちょっと触れたが、Oculus LinkでもVRChatはそこそこ快適に動作した。何故か我が家ではOculus Questのマイクで音声を拾えないため、PC側のマイクで頑張って音を拾っているのだが、困った点はそのくらいである。強いて言うなら、ワールドによってはそれなりに重たくなる瞬間があるが、そういった場合にはSteam VRの設定で両目の解像度を抑え、処理を軽減することでフレーム数を稼いでいる。

長々と書き連ねてきたが、VRChatは面白い。色々とハードルはあるものの、底知れぬ可能性を感じさせてくれるプラットフォームである。音声チャットだったり、アングラな一面があったり、そもそもの参入ハードルが高めだったりするが、今後の人口の増加に期待したい。

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