何故、日本ではリアルタイムストラテジーと「スタークラフト」が流行らないのか

ゲーム

何故か国内で流行らない「RTS(リアルタイムストラテジー)」という分野

※写真はイメージ

「何故か、日本ではリアルタイムストラテジーが流行らない」
「海外じゃ大ヒットしているスタークラフトも、国内ではそこまで知名度がない」

お正月、このような悲しい話題が仲間内で出た。

ホント、まさしく、その通りなのである。

スタークラフトは、ディアブロ、オーバーウォッチ、ウォークラフトと並ぶ、ブリザード社の看板タイトルの一つであり、海外では物凄くヒットした。僕も若かりし頃、寝る間も惜しんでスタークラフトに熱中した時期がある。というか発売から20年経った今でも、PCにはリマスター版がインストールされており、「いっちょアタマ使って遊ぶか!」と思い立った時に遊んでいる。本当にスタクラは面白いのだ。(なお実力はCPUに開幕早々やられる程度に弱い。楽しけりゃいいのだ)

にもかかわらず、当時、周囲の友人の多くからは「スタクラ? 何ソレ?」「りあるたいむ…すとらてじー??」というような塩反応が返ってきていた。続編のスタークラフト2が出た後も流れは変わらず、やはり国内ではスタクラとリアルタイムストラテジーが大ヒットする気配は未だにない。

これは物凄く残念で、極めてモッタイナイことである。ちょっと思うところがあったので、書き殴ってみた。

なお、当時から国内にもスタクラのファンは存在したし、素晴らしいファンサイトや攻略サイトが存在していたことも覚えている。ここでいう「知名度があんまり無い」というのは、あくまで海外と比較して、と捉えていただきたい。
スポンサーリンク

日本でリアルタイムストラテジーが流行らないワケ

個人的な推察になるのだが、日本のゲーム市場は結構特殊だと思っている。というのも、国内でのゲームのブームはやはり任天堂の「ファミコン」から来ており、それ以来ずっと「ゲームと言えばテレビで遊ぶもの」という認識が一般的だったはずだ。(決して黎明期のPCゲームをディスっているわけではない。僕も父親のPC-98やMacintoshを借りてゲームを楽しんでたヤツである。)

そしてゲームと言えば「コントローラーで操作するモノ」だった

そんなわけで、多くのゲーマーが触れる入力機器と言えば「コントローラー」であり、マウスを使ったゲームに触れる機会はWindows 98が出るまで少なかったように思う。海外で「コマンド&コンカー」とか「ウォークラフト」がウケていた頃も、国内ではやはり圧倒的にコンシューマ機がシェアを占めていた。マウスとキーボードでゲームを遊ぶ形がそこそこ一般化したのは、ずっと後になってからのように思える。そのような環境では、複雑な操作を要求されるリアルタイムストラテジーが流行る余地は全く無かったのではないだろうか?

ちなみに当時、国内にリアルタイムストラテジーのゲームが全く無いわけではなかった。知る人ぞ知る、1997年発売のスクウェアの野心作「フロントミッション・オルタナティヴ」はコントローラーで遊ぶゲームだったが、中身はガチのリアルタイムストラテジーだった。あらゆる意味、あらゆる方面で尖り倒しているモノスゴイ作品だったのだが、現代に蘇ってくれまいだろうか・・・(遠い目)

色々不運に見舞われた、国内のスタークラフト事情

コマンドアンドコンカーやウォークラフト、エイジオブエンパイア、BungieのMythなど、リアルタイムストラテジーの先駆者は数多く存在するが、個人的にはリアルタイムストラテジーを今日のように一大コンテンツに昇華させたのは、やはりスタークラフトだと思っている。発売当時のBattle.netの熱狂っぷりは忘れられない。

ただし日本国内においては、やたらと不運に見舞われた。あんまり詳しく書いちゃうとアレだが、翻訳に色々と難点があったり、バージョンアップの問題で海外勢とマルチプレイが出来なかったりと、悪条件がいろいろ重なってしまった。同じブリザードの作品でも、ディアブロ2はそこそこ人口が居たのに、自分の周りでスタークラフトを遊んでいる人は非常に少なかった。

そして続編のスタクラ2はそもそも日本語がローカライズの対象から外れてしまい、大ブームを起こすには至らなかった。1が売れなかったのだから仕方ないとはいえ、ファンとしては大変悲しいことだ。

しかしスタクラは未だに無茶苦茶面白い

何度でも言おう、スタークラフトは、ムッチャクチャ面白い!

良さを語りだすと止まらないのだが、以下の3点に絞って魅力を語りたい。前置きがとても長くなったが、ここからスタクラの楽しさを書いていきたい。

大量のユニットを動かす楽しさ

スタークラフトでは、マウスのドラッグ&ドロップで大量のユニットを選択して、戦地に向かわせる。僕のような下手っぴのプレイヤーでも、大規模な戦闘中は常時50ユニットくらい動かしているんではないだろうか。戦略を考え、マウスとキーボードで大軍を動かし、敵を殲滅していくのは純粋に面白い。

高度に練り込まれた世界観

スタークラフトの世界観は20年経った今でも色褪せることがない。ちなみに当時、ブリザードと言えばディアブロのイメージが強かったため、新作がSFだと聞いた時には正直なところ不安に思った。だがしかし、フタを開けてみれば、極上のSF世界が待っていた。

登場する種族は3つ、人類の末裔の「テラン」、凶暴なエイリアンの「ザーグ」、高度な文明を誇る宇宙人「プロトス」が登場する。それぞれの種族の思惑は色々だ。物語は地球から遠く離れたコプルル・セクターで繰り広げられる。

人類の末裔「テラン」

地球から離れ、コプルル・セクターに移住した人類の末裔。だがテランも決して一枚岩ではない。連邦が統治しているものの、反乱組織が暗躍しており、均衡がいつ破られるか分からない。テランはあくまで人間なので腕力では他の種族には及ばないが、銃火器や兵器で高度に武装しており、密集して戦うときの火力は凄まじい。ザーグの群れに対して横一列に並んで撃ちまくるマリーンの集団は、まさに映画「スターシップ・トゥルーパーズ」の機動歩兵隊のようである。

なお、最終的には核ミサイルまでぶっ放すため、敵として遭遇した場合には大変おっかない種族である。ミサイル発射の警告音が鳴り響いた際には「どうかウチの陣営には落ちませんようにと祈る」大急ぎでミサイルを誘導しているユニットを探し出さねばならない。

まさにエイリアンという呼び名がふさわしい「ザーグ」

有機物で構成された不気味な拠点、グロテスクな外見などは、まるで映画「エイリアン」のゼノモーフを彷彿させる。ザーグはとにかく数で押す種族だ。一匹一匹の知性は大したことが無いようだが、彼らの精神はセレブレートと呼ばれる頭脳階級が統率しており、更にセレブレートはオーバーマインドと呼ばれる存在の意思に従い活動する。見た目はエイリアン、戦い方はスターシップ・トゥルーパーズのバグズ、といった感じだろうか。彼らはオーバーマインドの意思に従い、プロトスやテランの拠点を攻撃する。オーバーマインドの目論見は、ストーリーが進むにつれて明らかになる。

高度な文明を持つ「プロトス」

プロトスは高度な文明を持つ知的な宇宙人である。ちなみに高度な文明を持つと言っても、テランとは少し系統が違う。彼らはあくまで誇り高い「戦士」であり、基本的には肉弾戦で立ち向かってくる。プレデターとかHaloのコブナントエリートみたいだ。

個々の戦闘能力は非常に高く、プロトスの基本ユニット「ゼロット」に対してテランの基本ユニット「マリーン」をけしかけると、一対一では全く太刀打ちできず瞬殺されてしまう。マリーン数人で撃ちまくって、かなりの犠牲者が出たうえで、ようやくゼロット1体を仕留められるほどだ。ただし、ユニットの生産能力は低め。少数精鋭で戦うスタイルである。

ストーリーが進むにつれザーグに追い詰められていき、オーバーマインドの魔手が彼らの母星アイアーにまで伸びてくる。

関係ないが、セリフの言い回しがやたらと大げさ古風で良い。「my life for aiur!(我が命アイアーに捧げる!)」

熱すぎるマルチプレイ

スタークラフトのストーリーは非常に良く出来ているが、むしろ本編はクリアしてからのマルチプレイにある。3種族、それぞれ特長や得意な戦略が異なるのだが、発売から20年間も経っている。調整に調整が繰り返され、現在ではほとんど完璧なゲームバランスだ。

戦い方も人によって違うため、対戦のたびに「うわっ こんなところから攻めてくるか!」と驚かされること請け合いである。

今から遊ぶならスタークラフト リマスタードがオススメ!

20年の時間を経て、4Kのグラフィックでスタークラフトが蘇った。なんとこのリマスター版、日本語対応である。続編にあたるスタークラフト2に行くまでに、是非とも初代をプレイしていただきたい。(あいにく、スタークラフト2が日本語非対応なのが本当に残念なのだが・・・)

なお、動作も非常に軽い。

クラシック版は無料で遊べる!

何とクラシック版は上記サイトから無料でダウンロードできる。ただし、グラフィックは20年前のままなので流石にキビシイし、オマケに日本語には非対応だ。ゲームの雰囲気を理解し、気に入ったら、是非リマスタードを検討してみてほしい。

 

オマケ:PCゲームをやるならゲーミングPCと周辺機器で有利に戦おう!

僕はプレイに当たっては下記のiiyamaのゲーミングPCを自宅で使用している。

パソコン工房

あと、スタークラフト リマスタードは、スペックはさほど高くなくても遊べるが、画面は大きいほうが色々と有利だと個人的に考えている。なので、上記のゲーミングPCに加え、以下のモニターを使っている。

【Amazon.co.jp限定】PS4 pro対応 Acer ゲーミングモニター 4K HDR ディスプレイ RT280KAbmiipx 

ただ、28インチだとちょっと大きすぎた感はある。もうワンランク、小さくても良かったかな・・・。

あと、大事なのはキーボードとマウスの二つ。スタクラでは、ユニット同士が交戦し始めると非常に細かなマウス・キーボード操作が必要になる。プロゲーマーの手元を見ていると、目にもとまらぬ速さで操作しているのが分かるはずだ。僕にはとてもあんな真似は出来ないのだが、あのレベルにまで届かなくとも、やはり操作が素早いに越したことはない。

マウスはLogicool ロジクール G403を使用中。世の中にはショートカットボタンが大量についたマウスも存在しているが、スタクラだけに関していえばキーボードのショートカットで事足りてしまう。また、スタクラだけでなく他のFPSもやるため、有線にこだわってG403をチョイスした。

キーボードは今はiiyamaのゲーミングPCに付属してきたものを使っているが、いずれ買い換えたい・・・。

ご参考まで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました