アダルトコンテンツの歴史と今後のアダルトVRの進化

VR

「アダルトコンテンツ無くして、テクノロジーの普及無し」

世の中で割と本気で言われているであろう、格言である。エロが無くとも新しい技術は日夜生み出されていくが、それが大衆に受け入れられ、一般家庭に収まるまでにはほぼ必ずと言ってもいいほどアダルトコンテンツの存在がある。

ビデオテープ、インターネット・・・

いずれもエロのパワーが無ければこんなに広まってなかったと、僕は本気で思っている。そしてこれからも、新しいテクノロジーを一般家庭に普及させる原動力は、やはりエロの力なのだ。

久々にブログを更新したかと思ったら、まーたアダルトの話かよ、と怒られそうだが、おじさんは極めて真面目にこれを書いている。申し訳ないが今回も一応は18禁とさせていただきたい。

それでは、いってみよう。

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アダルトコンテンツの歴史

さて、初めに少しアダルトの歴史を振り返ろう。と言っても、ここ30年内くらいの話である。まさか春画にまで遡ろうとは思っていないので、ご安心(?)を。

ビデオテープの時代(1980年~1990年代)

長らく、家庭で楽しめるアダルトコンテンツの頂点にはビデオテープが君臨していた。「アダルトビデオ」「エロビデオ」とか「AV」とかいう言葉が作られたのも、この時代だ。

当時、ビデオデッキはまだまだ新技術。僕の記憶が正しければ、ビデオデッキは10万円以上、カセットテープ自体も1つあたり数千円はしたはずだ。決して安くはないこのテクノロジーが、不思議なことに90年代にはごく当たり前に、どの家庭にも存在していた。

「ビデオデッキがあれば、テレビ番組を録画できる」
「映画館に行かなくても、好きな映画が自宅で観られる」

当時は映画と言えば映画館に行くしかなかった時代。改めて考えてみると、ビデオレコーダーは画期的な商品だった。しかし、それにしても一家に一台、当たり前のように存在していたのは、今思えばとんでもない事態だと思う。

そこまで広まった理由としては、やはりアダルトビデオの存在が大きいだろう。何といっても、アダルトビデオ登場以前のアダルト動画コンテンツと言えば、ややエロい地上波か、エロい映画館でしか見られない時代だ。

そんな時代に

「アダルトな映像を、家で観られる!!!!!」

という製品が出てきたらどうなるであろう?

文字通り飛ぶように売れたのだと思う。まさにエロの革命だ。

ちなみに我が家にもごく早期にビデオデッキが置かれていた。しかも2台も。つまり・・・親父ッ・・・!

インターネットの時代(1990年代後半~現代)

さて長らくの間、アダルトコンテンツの王者(?)としてビデオテープが君臨する。その後、DVDやブルーレイが登場し、画質はどんどん上がっていくわけだが、ここでは割愛する。そのビデオテープ以来の革命は、間違いなくインターネットであろう。

Windows 98の登場と、インターネットの始まりは、未だに鮮明に覚えている。

「世界中の色んな人と交流できる!」
「自分のホームページを持てる!」

と、いうような高尚な目的でインターネットを語る者は、自分の周りにはひとりもおらず、語られるのはおまえんち、インターネット来たの? エロいの、見られるの???」という獣(ケダモノ)丸出しの言葉たちであった。

その後、DMMなどの販売サイトが台頭。更に最近では海外でXvideo、Pornhubと言った新たなビジネスモデルまで出現し、今日に至るまでインターネットのエロの地位は揺るがないものとなった。完全に余談なのだが、最近の若い男性たちは、恋人を作ることにあまり意欲がないらしい。その背景にインターネットのエロの気配を激しく感じるのは、僕だけだろうか。

そしてさらに余談だが、エロスを求めてインターネットの世界に飛び込む男どもを待ち受ける罠も当時大量に存在した。ダイヤルQ2の罠などは多くのスケベ野郎どもを破滅に追い込んだ。

インターネット初期の頃、ほとんどのご家庭では電話回線によるダイヤルアップが用いられていた。プロバイダから接続先の番号を割り当てられ、モデムを用いて通信を行うわけなのだが、その接続先をダイヤルQ2に変更させ、3分300円というすさまじい金額を請求してくるのようなアダルトサイトも存在した。よく分からずに目先のエロを求めて発信したが最後・・・。翌月、物凄い請求料金が来て親に怒られる、という惨劇が相次いだ。いわゆる「アダルトサイトを見て高額請求」の原点がコレだと思う。

そしてアダルトVRの時代へ・・・。

インターネットのエロ覇道は未だ続く。しかし、ビデオテープ、インターネットに続く第三のエロ革命は静かに進行しつつある。それがアダルトVRだ。

これまでのアダルトコンテンツは、平面だった。ビデオテープにしても、インターネットにしても、どこまで行っても従来のアダルトコンテンツは「画面を見る」ものであった。

ところが、アダルトVRでは、この「画面を見る」ものから「体験するもの」に進化する。ありふれた表現で申し訳ないが、VRゴーグルを被ると、目の前にまるで女優さんが居るかのような錯覚に襲われる。これまでのアダルトコンテンツとは明らかに次元の違う体験なのだ。(2次元から3次元に文字通り進化しているわけだが)

手軽なVRゴーグルの登場

ほんの数年前まで、VRと言えば前述のビデオデッキのように「環境構築に数十万円かかる」シロモノであった。テクノロジーに敏感な人か、よっぽどエロい人でなければ手が出せない存在だったが、今ではOculus Goなどの3DoFの低価格帯のVRゴーグルが市販されており、2万円程度で環境が整ってしまう。もちろん、Oculus Questのような6DoFの本格的な環境を整えようとするともっと費用が嵩むが、ひとまずアダルト動画を楽しむだけであれば、3DoFでも事は足りる。

<2020.9.19 追記>

Oculus Quest2の発表と共に、Oculus Quest、Oculus Goは販売終了となることがアナウンスされた。

手軽に手に入る良質なアダルトVRコンテンツ

「VR元年」という言葉が報道され、はや数年。未だ世間的にVRは大ブームを引き起こすに至っていないが、既にアダルトVRコンテンツを手軽に購入できるエロのインフラは整いつつある。国内ではまだそれほど販売サイト数は多くないが、DMM(Fanza)はいち早くアダルトVRに力を入れており、高品質な作品が大量にラインナップされている。

DMM(Fanza)のVR動画ラインナップ

まだまだ進化する、これからのアダルトVR

「画面を見るもの」から「体験するもの」に進化した、と書いたが、正確には現状のアダルトVRは「体験するものに進化する途中の段階」というべきだろう。先にも書いた通り、ほとんどのアダルトVRコンテンツは180度もしくは360度の動画であり、実際に女優さんに顔を近づけたり、手で触れたりすることは出来ない。顔を近づければ、その分、遠ざかってしまうのだ。

3DoF

3DoF

6DoF

6DoF

これはどうしようもない。たとえ6DoFのOculus Questだろうと、元々のコンテンツがそもそも3DoFにしか対応していないのだから、致し方ない。もちろん3DoFの体験であっても、当初は感動できる。もはや平面のアダルトコンテンツには戻れないくらいのインパクトはあるが、「これって結局映像だよね」と気づいてしまう瞬間は、いずれやってくるだろう。

ところが、である。

世の中には凄い人たちがいるようで、海外では6DoF対応のアダルトコンテンツが次々と生み出されているようだ。

2020年2月現在、まだ大ブームを引き起こす前の状態であるが、例えば「Virt a mate」などは海外の大手サイト「Reddit」でも活発な情報交換が行われている。国内でも3Dアダルトゲームで有名なイリュージョンが「VRカノジョ」をいち早くリリースするなど、6DoFのアダルトコンテンツは徐々に出現し始めている。そして、VR空間の物体に触れるための触覚デバイス達もポツポツと登場してきている。

今はまだ下火かつ、楽しむためのハードルも非常に高い状況だが、近い将来アダルトVRは本当の意味で「体験するもの」に進化するのではなかろうか。そうなってくると、我が国ではますます少子高齢化が心配だ。

ところで、VRの次は何だろう?

個人的には、エロARじゃないかな?! と思ったりもしている。

 

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