マインクラフトVRでPSVRは再び盛り上がるか?

VR

家庭用ゲーム機でもマインクラフトVRが楽しめる時代に

PlayStation.Blog(英語版)にて、PS4版マインクラフトがアップデートによりPlayStation VRに対応することが発表された。リリースは9月中とのこと。PS4版マインクラフトを既に所有しているユーザーは、無料でVR版が利用できる。

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他プラットフォーム版と近しい内容になる模様

Windows版のマインクラフトは数年前からOculus RiftなどのVRゴーグルに対応しており、今回のPSVR版もそれらに準拠する内容になるようだ。

イマーシブモードとリビングルームモード

恐らくWindows版と同様のものと予想される。

Windows版のイマーシブモードはいわゆる完全没入のVRであり、ブロックやNPC、モンスターが等身大のサイズで目の前に現れる。

リビングルームモードはちょっと想像しにくいかもしれないが、VR空間に構築されたリビングルーム(もちろん全部ブロックで出来ている)でソファに座り、スクリーンに映し出される画面の中でマインクラフトをプレイするものだ。VRの中とはいえ、平面の画面を見ながらプレイすることになるので、普段のプレイスタイルとそう変わらず、いわゆる「VR酔い」の軽減が期待できる。

普段の構築はリビングモードで行い、出来上がった世界を歩き回る際にイマーシブモードに切り替える、といったことがWindows版では可能であった。

見慣れた世界もVRだと新鮮に

Windows版のVRモードに基づく感想だが、VRモードは遊び慣れたマインクラフトに新たな感動を与えてくれる。

ブロックがとにかくデカく、高いところが本当に怖い

まずこれに尽きる。イマーシブモードを起動すると、即座にマインクラフトの世界に完全没入し、見慣れた風景が等身大で目に飛び込んでくるわけだが、とにかく目の前のブロック1つ1つが想像よりもデカいのである。プレイ前、僕自身は「ダンボール1個分くらい?」という勝手なスケール感を持っていたのだが、等身大で見るブロックは学習机1個分くらいの迫力がある。5段も積めば、見上げるほど高い。10段くらい詰んで下を見下ろせば、ゾッとするほどの高度を感じる。(筆者はいわゆる「玉ヒュン」を体験した)

作った建物に等身大で入り込める楽しさ

当たり前なのだが、イマーシブモードでは自分自身が作った建物の中に等身大の姿で入り込める。これがシンプルながら、ムチャクチャ楽しいのだ。建物の隅々まで歩き回れるし、やろうと思えば寝転がることだってできる。(現実空間で頭をぶつけたり、転倒したりしないように注意する必要があるが)

2D版以上に、作った建造物に愛着を持てることだろう。

キャラクターたちもド迫力

等身大で見るキャラクター達も大迫力だ。牛、豚、鶏などの無害な家畜たちに対してもかなりの存在感を感じるが、ゾンビやクモといったモンスターたちが迫り来る姿は実に恐ろしい

振り返ったら等身大のクリーパーが! シュゥゥゥゥ… という戦慄の瞬間も頻繁に発生する。

マインクラフトVRはPSVRの救世主となり得るか?

さて、マインクラフトをVRで遊ぶと本当に怖い楽しいというお話をしてきたわけだが、PSVRを取り巻く環境はちょっとシリアスだ。

PSVRは2016年に発売され、発売当初は売り切れが続出、転売も相次ぐという、ちょっとしたブームを巻き起こした。なんせ、その当時のVRと言えば高スペックなPCが必須。興味があっても手軽には手を出せない存在である。そんな中、PS4との組み合わせで比較的安価に手に入るPSVRは当時話題となり、2020年1月までには500万台もの販売があったとのこと。

ところが、ここ数年でVRを取り巻く状況は変わってきた。

Oculus Goを皮切りに、スタンドアローン型の安価なVRが新たなスタンダードとして台頭してきており、最近ではOculus Questのヒットがめざましい。スタンドアローン型のVRは価格もPS4とPSVRの組み合わせよりも更に安く、競合は避けられない状況だ。PSVRは累計500万台売れたとはいえ、デベロッパーたちもなかなかVRタイトルの開発に手を出せず、目玉となるタイトルも出現しにくい状況。

そんな状況に、PS4版マインクラフトVRは一石を投じる存在になるのかもしれない。

なんせ、2020年9月現在、マインクラフトをVRを遊ぶハードルはかなり高い。現時点ではパソコン版とGearVR版のみ。前者はそこそこの投資が必要になるし、後者は対応デバイスが限られる。

2016年以来、再び、PS4とPSVRの組み合わせにスポットライトが当たるのかもしれない。

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