ギャラルホルンの伝説

ゲーム

未だ語り継がれる、Destiny史上最強のエキゾ武器

Destinyのゲーム中には、数々の伝承が登場する。トラベラーの到来と黄金時代。大崩壊。鉄の豪傑の登場。シックスフロントの戦い。シン・マルファーとドレドゲン・ヨルの伝説・・・。Destinyのストーリー自体が進行中であり、解明されない謎も多く、ネット上では活発に意見交換や考察が行われている。

そして上記の伝承とは別にガーディアン同士の間で語り継がれるある種の「ネット上の伝承」も存在する。Destinyはサービス開始から数年が経過しており、過去の出来事がプレイヤー同士で語り継がれていくという面白い現象が起こっているのだ。

その典型的な例が「ギャラルホルンの伝説」だ。今回は当時を振り返りながら、如何にギャラルホルンがとんでもない武器だったのか、書き連ねていきたい。

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伝説のぶっ壊れ武器「ギャラルホルン」

Destiny1の初期には、以下のような武器が存在した。

  • 特殊弾薬が時間と共に再生するフルオートショットガン「インベクティブ」
  • 特殊弾薬が時間と共に再生するスナイパーライフル「アイスブレーカー」
  • 射程が長く、かつ、通常弾薬で撃てるキネティックショットガン「ユニバーサルリモート」
  • 外した弾が返ってくる上にフルオートで撃てるフュージョンライフル「ポケットインフィニティ」

…etc

いずれも今、Destiny2に再登場すると一波乱ありそうな性能だ。実際、当時のSNSや掲示板で論争を巻き起こした武器も少なくない。

だがしかし、ギャラルホルンの伝説はそれらとは完全に別の次元である。

上記はあくまで「クルーシブルで強い武器たち」であるが、ギャラルホルンは主にストライクやレイドなどのPvEアクティビティで光り輝く武器であった。(もちろん、クルーシブルで使われても厄介な武器ではあったが。避けたと思ったら子弾が追いかけてきたり・・・)

ギャラルホルンの元ネタは北欧神話。「ラグナロク(終末の日)の到来」を告げる笛とされるが、Destiny界でも文字通り、撃たれた敵NPCにはスピード感のある終末が訪れる。外観は大変カッコよく、「シックスフロントの戦いで倒れたガーディアンのアーマーから鋳造された武器」とのこと。派手な装飾が目を引く。

とんでもない威力

ギャラルホルンは誘導型のロケットランチャーであり、着弾と共に8個の子弾(誘導付き)が発生するという性質を持つ。現在のDestiny2でいうと、エキゾチックロケットランチャーの「死を齎すもの」に少し似ている。着弾と同時にハンターのスキップグレネードが2つ分発生する、と言えばイメージしやすいだろうか。

こう書くと、一見、普通のロケランのように思えるかもしれないが、ギャラルホルンの最大の特長は「威力」だ。直撃と子弾を全てヒットさせると、通常のロケットランチャーの2倍以上のダメージをたたき出すのである。

弾頭が誘導するため、身体の大きなボスに対しては特に安定して全弾命中させやすい。ソーラーバーン(現在のDestiny2でいう「ソーラーシンジ」)の日などは、ストライクのボスが一瞬で倒れるほどの威力を誇った。

あまりに強すぎて「人権武器」とまで揶揄される事態に

上記の通り、ギャラルホルンはPvEのダメージソースとして大変重宝された。特にレイドやナイトフォールなどの高難度のアクティビティでは、ギャラルホルンが有るのと無いのとでは難易度がまるっきり変わってくるレベルであった。また、ギャラルホルンに対抗できるほどの火力を持った武器は他に存在しなかった。

その結果、どうなってしまったか?

募集はだいたい「ギャラル必須」

もちろん全部が全部ではないが、ファイアチーム募集は「ギャラル必須」「ギャラルない人お断り」といった文字が踊り、かくしてギャラルは界隈で「人権武器」とまで揶揄され、ギャラルを持っていないガーディアンたちはちょっと困ったことになってしまった。

似たようなロケットランチャー(ただし威力は格段に下がる)を手に

「トゥルースだったら持ってます!!( ;∀;)」

「クロタハンガーじゃダメですか?!( ;∀;)」

・・・と、ファイアチーム募集掲示板を彷徨うガーディアンが続出したのであった。

かく言う僕も「クロタハンガーじゃダメですか・・・?」と恐る恐る言ってみたり、レイドで皆がボスにギャラルを叩きこむ中、一人だけコッソリとクロタハンガーを撃ち込み、レイドリーダーに「待て、今クロタハンガー混じってたぞ?!」とツッコミを受けたりしてました( ;∀;)今となっては良い思い出・・・かな??

おまけに、ギャラルホルンはクエスト武器ではなく、レイドや各アクティビティでのランダムドロップでしか手に入らない仕様。レイドに連れて行ってもらえる交友関係が無ければ、本当に運(Destiny)次第であった。

なお余談ながら。Destiny1当時からナインのエージェント「シュール」は毎週、タワーにエキゾ武器の販売に訪れていたのだが、Destiny1発売の最初の週にギャラルホルンを販売していたという事実も、当時の持たざるガーディアンの神経を逆撫でした。

今日まで語り継がれる伝説に

結局Bungieも懲りたのか、ギャラルホルンはDestiny1の2年目に入り、全ての武器が刷新された際に事実上の退場となった。そしてDestiny1の3年目「鉄の章」ではエキゾチッククエスト武器として、全員が入手できる存在として、威力もやや抑え目になって帰ってきたのであった。

まつわる逸話は古参ガーディアンの間で半ば伝説と化しており、SNSや掲示板で未だに「ギャラル」という文字は頻繁に登場する。定期的に「あのギャラルが帰ってくる」という願望混じりのウワサが発生するあたりからも、如何にギャラルホルンの存在が大きかったかが窺い知れるだろう。

Destiny2の1年目のストーリーモード(カバル大戦)の後半、ザヴァラが「特別な武器(戦車)を用意した」と語るシーンがあるが、そこですかさずケイド6が「特別な武器ってギャラルホルン的なやつか?」とツッコミを入れているあたり、もはやBungieすらもネタにしている様子だ。

4年目、あるいは5年目以降になるかもしれないが、もしギャラルホルンが帰ってきた際には、すぐに手に入れるようにしよう。

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